ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032366
台湾政府は、石油資源への依存度を軽減するため、5年後の2016年をめどに軽油へのバイオディーゼル燃料の混合比率を現在の2%から5%まで高める意向だ。また、ヒマワリなど原料作物の作付けを奨励していく方向で検討している。6日付自由時報が伝えた。
政府は混合比率の引き上げにより、原料となるバイオディーゼル燃料の需要量が毎年10万キロリットルから25万キロリットル以上に増大すると試算している。
このため、経済部能源局は先ごろ、バイオディーゼル燃料の原料となる作物を休耕地で栽培する際に公的補助を行う案を取りまとめ、行政院農業委員会(農委会)と検討作業を進めている。補助額は現在農委会が定めている休耕補助金額と同額の1ヘクタール、2期当たり9万台湾元(約24万円)とする案が有力だ。
政府は農産物の作付けに影響が出ないように、補助対象を現在休耕地となっている農地で栽培する原料作物に限定する考えだ。
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