ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032368
ポリ塩化ビニル(PVC)メーカー、華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチック)が高雄市に設置した新工場が今週中に稼働する。これにより同社はPVC年産能力を17万トン増強する。6日付経済日報が伝えた。
華夏の新工場は、傘下で、PVC原料の塩化ビニルモノマー(VCM)大手、台湾氯乙烯工業(TVCM)の高雄工場エリア内に設置された。当面は稼働率50~60%で操業するが、早ければ10月からフル稼働させる計画だ。
証券会社はPVC相場について、原油価格の反騰に伴い、1トン当たり1,100米ドル台を維持するとみており、増産を受けて華夏の来年の売上高は、前年比約60%増の54億台湾元(約143億円)まで成長すると予測している。
また華夏の新工場稼動でVCM原料需要が増えることから、TVCMは8月に年次保守を行ってボトルネックを解消、年産能力を40万トンから42万トンへと増やした。
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