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台塑石化、8月は56%減収【図】


ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032369

台塑石化、8月は56%減収【図】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の8月売上高は、前月比34.4%減の863億3,200万台湾元(約2,300億円)で1,000億元の大台を割り込んだ。第6ナフサプラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)で爆発・火災事故が相次いだことを受け、複数の工場で稼働を停止したことが影響し、3社が減収となった。特に第1オレフィン工場(OL1)、第3オレフィン工場が停止した台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は同月売上高が332億7,500万元と、前月比56.8%の大幅減収となった。6日付経済日報が伝えた。

 一方、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は8月の売上高が前月比10.1%増の155億9,800万元と、4社の中で唯一増収となった。火災事故を受けた検査で停止していたエチレングリコール(EG)プラント4基が7月から稼働再開となり、年産能力が従来の180万トンまで回復したことが要因だ。

 そのほか台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は前月比6.8%減の158億2,100万元、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は、前月比7.8%減の216億3,800万元だった。