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グローバル、緯創光電園区で量産開始


ニュース 電子 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032372

グローバル、緯創光電園区で量産開始

 LEDバックライト用導光板メーカーの茂林光電科技(グローバル・ライトニング・テクノロジーズ)は5日、ノートパソコンなど受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)が中国・広東省中山市の中山火炬高技術産業開発区に設立した「緯創光電園区」内の新工場で量産を開始した。新工場には現在2本の導光板生産ラインがあり、下半期には5本まで拡充する計画で、蔡宗霖・同社執行副総経理は、売上高に占める大型導光板とLED照明の比重は現在の約20%から、下半期には30~40%に上昇するとみている。6日付工商時報が報じた。

 グローバル・ライトニングは同園区での新工場設立により、ウィストロンとの垂直統合を実現、包装材や運送費などのコストを削減できるため、ウィストロンがテレビの受託生産を請負っている顧客に対しコストメリットを発揮できる。

 グローバル・ライトニングは今年、サムスン電子、およびソニー、日立、東芝など日系企業への出荷量も拡大しており、7月には液晶ディスプレイ受託生産大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)向けの製品量産も開始したことから、この第3四半期より月ごとに出荷量が拡大すると予測している。