ニュース 電子 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032379
設備業者によると、半導体業界が28ナノメートル製造プロセス時代を迎え、ハイエンドのパッケージング・テスティング(封止・検査)設備の需要が大きく伸びる中、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が、後工程を自社で手がける比率を高めているという。背景には欧米顧客が業務一元化による利便性を求めていることや、歩留まり低下に懸念を抱いていることがあるとみられる。これにより、既に大手封止・検査業者のハイエンド業務にとって脅威となっているようだ。6日付電子時報が報じた。
ただ、現在TSMCの後工程業務は、封止・検査を専門に手がける業者に比べ費用が高いため、TSMCに同業務を委託している顧客は欧米のIC設計業者が大半で、台湾の業者には受け入れられていないもようだ。こうした中、封止・検査業者は、コスト競争力を生かし、アジアのファブレス半導体企業からの受注に全力を挙げている。
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