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「投票用紙の同時受領は非常識」、中選会前主委が批判


ニュース 政治 作成日:2007年10月19日_記事番号:T00003238

「投票用紙の同時受領は非常識」、中選会前主委が批判

 
 中央選挙管理委員会(中選会)前主任委員の黄石城氏は18日、電話でのインタビューに答え、2004年の総統選挙の際、総統選挙と住民投票の投票用紙を同時に受け取る「1段階方式」には治安部隊も反対したため却下されたとし、来年の総統選において「投票用紙同時受領方式」を採用することに「絶対止めた方がいい」と強い反対を表明した。19日付聯合報が報じた。

 04年当時政府は、同時受領方式による住民投票の実施に向け黄氏に対応を指示したが、黄氏はこれを拒否し、「これ以上強制するなら、明日から入院する」と宣言してようやく計画は中止になったという。黄氏は今回また同時受領方式を採用する計画が持ち上がっていることを聞いて驚き、「治安維持の専門家もみんな反対なのだから、採用すべきでないのは明らかだ」と語り、選挙事務の原則に基づいて異なる種類の投票行為は別々に行うベきだと主張した。

 なお、国民党の総統選挙候補者である馬英九氏は、同時受領方式について、「やりすぎで、常軌を逸している」として民進党政権を強く非難した。同時受領方式は、04年の総統選挙の際の住民投票が、野党支持者による棄権が多く不成立となったことの対策として打ち出されたもので、住民投票自体そのものが民進党による選挙戦略の一環であるため、「あまりにも露骨すぎる」というわけだ。