ニュース 運輸 作成日:2011年9月6日_記事番号:T00032382
台北市政府労工局は5日、華信航空(マンダリン・エアラインズ)が整備工に残業手当を支払わずに長時間労働を強要しているなどとして、罰金処分を検討していることを明らかにした。6日付蘋果日報が伝えた。
同社はまた、労働組合の同意を得ずに労働時間を延長していたほか、従業員の出勤記録を改ざんしていた。
華信航空従業員の告発によれば、金門空港では毎日の発着便10便の整備を5人で担当しており、労働時間が18時間に達していたケースもあったという。
記者会見した鍾小平台北市議(国民党)は「長期的な疲れで整備の質が低下しかねない」と警告した。
華信航空は5年前、台北発金門行きの旅客機の車輪が松山空港で外れ、滑走路に落下する事故があった。原因は整備工が長時間労働で注意力散漫となり、車輪のナットを締め忘れたことだった。
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