ニュース 公益 作成日:2011年9月7日_記事番号:T00032391
台湾電力(台電)が2012年1月〜15年6月にかけて、桃園県、雲林県、屏東県などの陸地に設備容量1万4,800キロワットピーク(kWp)の風力発電機を設置する「第4期計画」が、間もなく審議が始まる予算案に組み込まれる見通しだ。同計画の投資額は12億7,000万台湾元(約34億円)が見込まれる。7日付電子時報が報じた。
台電は2003年より風力発電への投資を開始、これまでの3期で187億3,700万元を投じ、設備容量28万8,700kWpの発電機を設置した。設置地点は主に西部沿海地域に集中し、年間発電量は8億5,600万キロワット時(kWh)となっている。
台湾全体の風力発電設備容量は10年時点で51万9,000kWpで、既に陸地での発電所設置は飽和状態にあるとされ、経済部は洋上風力発電所の開発を奨励しているが、台電の計画は依然陸地を中心とする状況が続いている。
台電は彰化県沿岸部で、200億元を投じて設備容量80万kWpの洋上風力発電所開発も検討しているが、洋上での発電機設置には環境保護、建設、防衛など関連当局による審査が必要なため現時点では具体的な予算案を提出していない。
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