ニュース 商業・サービス 作成日:2011年9月7日_記事番号:T00032396
統一集団傘下のドラッグストアチェーン、康是美(コスメッド)が出店を加速している。現在の店舗数は341店で、年末には350店に達する見通しだ。7日付工商時報が伝えた。
同社の商品カテゴリーは、健康、美容、家庭生活に大別され、売上構成に占める比率はほぼ等しい。今年上半期は可塑剤問題の影響で保健用品の売り上げが減少したが、全体の売上高は前年同期と比べ10%、利益は15%伸びた。特にエステティック関連商品は30%も販売が増加した。
市場調査会社のニールセンによると、アンチエイジング市場は前年同期比で12%拡大しており、顧客年齢層も低下している。このためコスメッドは「ストップエイジング」のコンセプトを掲げ、関連商品の販売を強化している。
このほか、中国人観光客の需要を見込み、全店舗で中国のデビットカード「銀聯カード」の使用を可能にしたほか、観光地やホテル周辺の店舗には簡体字による表示を増やした。
同社は昨年の利益は2億9,700万台湾元(約7億9,000万円)だったが、今年上半期は既に1億5,200万元の収益を挙げており、通年で3億元突破を狙う。今年の売上高は77億〜80億元の予測だ。
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