ニュース 家電 作成日:2011年9月7日_記事番号:T00032402
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の范進雍副総経理は6日、LED照明市場の大幅成長は2012年に実現し、当初予測の13年より1年前倒しになるとの見方を示した。7日付工商時報が報じた。
范副総経理によると、LEDは09年にテレビのバックライトへの採用が進み、昨年の浸透率は18%だった。今年は43%で、当初予測の50%には達していないものの大幅な成長を見せており、来年には60%に達する予測だ。現在LEDバックライト市場が供給過剰の状態にあることも、来年のLED照明市場の大幅成長を後押しすると指摘した。
また、LEDパッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の劉邦言総経理は、日本のLED照明の浸透率は今後2年で50%を超え、欧米では現在の10%から同20%に上昇すると予測。同社はLED照明が売上高全体に占める割合が今年上半期の8%から年内に10%、来年は15%に達する見通しだ。
なお、エバーライトの8月売上高は、前月比0.52%増、前年同月比17.19%減の13億5,100万台湾元(約36億円)だった。
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