ニュース 電子 作成日:2011年9月7日_記事番号:T00032410
液晶テレビ用発光ダイオード(LED)バックライト需要が低迷する中、LED大手、晶元光電(エピスター)の李秉傑董事長はこのほど、市場の在庫消化が進んで来年からLEDテレビ出荷が徐々に回復し、LEDバックライト需要も同年第2四半期には増加すると予測した。しかし一方で、LED業界最大手の日亜化学工業がテレビ向けサプライチェーンに参入することにより、業界で淘汰が進むとの見方を示した。7日付電子時報が報じた。
同紙によると、日亜化学はまず日本のテレビブランド大手のハイエンド機種をターゲットとするようだ。鴻海科技集団(フォックスコン)は、ソニーなどのテレビ生産の外部委託拡大に伴いハイエンドテレビ用LEDバックライト需要が高まったため、近年深めていた日亜化学との関係をさらに強化する見通しだ。
業界関係者によると、LEDテレビのバックライト市場は価格競争が激化し、中~高効率製品の平均販売価格(ASP)が3~4割低下している。台湾メーカーは高効率LED製品の発光効率が110~120lm/W(ルーメン毎ワット)で、日亜化学より輝度が2~3割低いため同社の参入により値下げ圧力がかかる見通しだ。
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