ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

蔡英文氏、「総統当選は16年の方が確率大」


ニュース 政治 作成日:2011年9月8日_記事番号:T00032415

蔡英文氏、「総統当選は16年の方が確率大」

 来年の総統選に出馬する蔡英文・民進党主席が2009年6月、米国在台協会(AIT)のステファン・ヤング台北事務所長に会い、「民進党は12年より16年の方が総統選に勝てるチャンスがある」と語っていたことが、内部告発サイト「ウィキリークス」に掲載された外交公電で明らかになった。8日付蘋果日報が伝えた。

 このほか、謝長廷・元行政院長(元同党主席)も09年4月、ヤング所長に対し、蔡主席について、「あまりに学究肌で、民進党支持者をつなぐには物足りない」と発言していたことが分かった。

 一方、蘇貞昌・元行政院長(元同党主席)は09年、ヤング所長と会った際、陳水扁前総統の汚職が民進党にダメージを与え、同党と陳前総統の決別が進んでいない点に言及し、「(蔡主席は)強い指導者ではなく、問題を速やかには解決できない」と評したという。

 これについて、謝、蘇両氏は当時の発言を認めた上で、「彼女は進歩した」(謝氏)、「当時は多くの人が心配していたが、今は問題にならない」(蘇氏)と蔡主席を持ち上げた。