ニュース 食品 作成日:2011年9月8日_記事番号:T00032424
高雄市の捜査当局が台湾では過去最大規模の「痩肉精」(肉質改善剤)や水産用抗生物質の密輸入事件を摘発し、新北市の輸入業者、英化貿易開発などの4人が薬事法違反の疑いで逮捕された。使用が禁止されている抗生物質4種類を中国から密輸していた。ここ2年間に少なくとも10トンが市場に流れたとみられ、1,000万台湾元(約2,700万円)以上の利益を得ていたという。8日付蘋果日報が伝えた。
捜査当局は新北市中和区の漢方薬局で、ニトロフランやクロロマイセチン、サルファ剤などを含む十数種類の薬剤、計約3,800キログラムを発見、押収した。
ニトロフランはがんの原因となったり、妊婦が大量に服用すると奇形児が生まれる恐れがある。クロロマイセチンは煮れば毒性が失われるものの貧血を引き起こすことがあるという。
行政院農業委員会(農委会)は密輸された禁止薬物が中南部の川下業者や養殖業者に販売された疑いもあるとして、調査を強化する方針だ。
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