ニュース その他製造 作成日:2011年9月8日_記事番号:T00032425
台湾初の太陽電池用多結晶シリコン(ポリシリコン)生産の福聚太陽能は、第1期工場のボトルネック除去作業および第2期工場の設置を進め、年産能力を現在の5,000トンから年内に8,000トン、来年末時点で1万8,000トンまで引き上げる計画だ。なお、同社は7月に設備稼働率が8割に達しており、下半期には損益均衡を達成できる見通しだ。8日付工商時報が伝えた。
福聚の株式63.8%を保有する李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)の李謀偉董事長は、台湾は世界4位の太陽電池製造拠点でありながら、川上原料であるポリシリコン(台湾の年間需要約15万トン)が長期的に不足し、輸入製品に頼らざるを得ないと指摘した。その上で、福聚が台湾太陽電池産業の垂直統合を促し、世界市場で競争力を向上させると強調した。
なお福聚は7日に開催された「2011台湾化学科技産業サミット」で、台湾メーカーとして初めて大陽電池用ポリシリコンの量産を実現したことが認められ、「産業貢献賞」を受賞した。
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