ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月8日_記事番号:T00032427
8日付聯合報によると、連続爆発・火災事故が発生した台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサプラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)の工場操業停止・検査計画は、延べ60万人を動員し、対象となる66工場の検査を来年9月末までにすべて完了させることを目指すもようだ。
経済部関係者は7日、台プラグループが提出した計画について「大方、同意できる」と述べた。専案小組(専門小委員会)が検査項目を追加し、台プラグループに補足計画の提出を求めており、9月下旬に審査する予定だという。
検査する設備は1万7,500台余りに上り、内訳は多い順に▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、6,239台▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、5,588台▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、3,554台▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、2,121台──。
外資系アナリストは、第6ナフサの要となる台塑化の製油所3基について、来年4月中ごろまでに検査を終え、来年5月以降は生産能力が正常に戻ると指摘した。現在の製油量は通常の日産54万トンから40万トンまで低下している。
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