ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月8日_記事番号:T00032428
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)が、原油、ガス、石炭の調達業務を同社から台塑集団(台湾プラスチックグループ)総管理処に移管することを取引先に通知していることが分かった。8日付蘋果日報が伝えた。
台プラ幹部は「グループの調達業務はもともと総管理処が責任を持っていたが、原油、ガス、石炭は相場が大きく変動する上、調達時期についても専門知識を必要とし、しかも調達規模が大きいため、台塑石化に調達の全権を与えていた」と説明した。
台プラは今年に入り、組織制度の一貫性を保つ観点から、これら3原料の調達権限を総管理処に戻すことを計画してきた。総管理処は台塑石化に調達品目と需要量を提出させ、調達自体は総管理処が行う形式を想定している。
年間200億米ドルに上る調達業務の移管をめぐっては、台塑石化の董事長に国光石化科技(KPTC)の陳宝郎前董事長が就任することとの関連もささやかれている。これについて陳氏は、「まだ経営を引き継いでおらず状況は分からない」と述べるにとどまった。
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