ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年9月8日_記事番号:T00032429
中国鋼鉄(CSC)は7月のチタン鋼板、液晶用チタン合金ターゲット材に続き、チタン合金線材の試験生産に成功した。8日付工商時報が報じた。
CSCは、まず伸線加工を手がける鈦色合金材料に優先供給して、スポーツ・レジャー用品、高級ねじ、眼鏡フレームなど向けに加工し、付加価値を高める考えだ。
チタン合金線材の初期生産量は多くないが販売価格は1トン当たり70万~80万台湾元(約170万~210万円)と安くなく、既に台湾の1~2社と供給について交渉を行っているという。
CSCは、川下メーカーのチタン材料調達はこれまで輸入に頼らざるを得なかったが、輸入品は高価な上に納品時期や品質も確実でなかったと指摘。今後、台湾の化学工業、宇宙航空、3C(コンピュータ、通信、家電)産業などに、質の良いチタン合金製品を提供できると強調した。
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