ニュース 電子 作成日:2011年9月8日_記事番号:T00032440
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の企業・国際事業群、張嘉祥執行副総経理は7日、企業の業務用車両20万台をターゲットとし、運輸・物流向けクラウド・コンピューティング市場で3年以内にシェア5割を目指すと表明した。8日付経済日報などが伝えた。
これまで遠伝は、タクシー業者の台湾大車隊や運送業の新竹貨運(HCTトランスポーテーション)などのプライベートクラウドを手がけ、タクシー配車管理市場では9割のシェアを持つ。今後はさらに展開を拡大し、中小企業の業務用車両に車載機器、ネットワーク、クラウドプラットフォームのワンストップサービスを提供していく方針だ。
遠伝は今後3年間でクラウド事業に60億元(約160億円)を投じる計画で、運輸・物流のほか▽介護▽デジタル学習▽資産管理▽データセンター▽モバイルオフィス▽医療──の分野を柱に展開を図る。
また年内には「台北遠東通訊園区(Tパーク、新北市板橋区)」で、9カ所目のクラウドセンターに着工、2013〜14年の稼働を目指す。
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