ニュース 電子 作成日:2011年9月8日_記事番号:T00032441
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が7日発表した8月連結売上高は、前月比16.33%増、前年同月比17.23%減の83億800万台湾元(約220億円)と予測を上回り、過去11カ月で最高となった。中国・国慶節(建国記念日、10月1日)連休に向けた携帯電話向けICチップの需要増が好業績につながった。8日付経済日報が伝えた。
ただメディアテックは、顧客による国慶節向けの在庫確保が8月に前倒しして行われた関係で、9月は減収となるとみている。
同社は第3四半期通期の売上高を220億〜230億元と予測、7〜8月連結売上高が計154億5,000万元だったことから、9月売上高は65億5,000万〜75億5,000万元に減少することになる。
しかし証券会社は、現在のメディアテックのスマートフォン向けICチップの月間出荷量は100万個近くに達しており、第3四半期業績は市場予測を上回る可能性もあると指摘した。また第4四半期は雷凌科技(ラリンク・テクノロジー)の合併により売上高は大幅に増加する見通しだ。
なおメディアテックの1〜8月連結売上高は562億7,300万元で、前年同期比30.47%減だった。
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