ニュース 政治 作成日:2011年9月9日_記事番号:T00032447
交流協会台北事務所の池田維代表(当時)が2007年10月、米国在台協会(AIT)のステファン・ヤング台北事務所長と懇談した際、国民党に対する軽蔑や強い憤りの感情を表した上で、08年3月の総統選挙では「民進党の候補が勝つことを望んでいる」と話していたことが、内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電に記されていたことが明らかになった。9日付聯合報が伝えた。
池田氏は「歴史的な経緯や個人的な要素から日本政府は国民党に対し好感を抱いていない」と述べ、国民党は蒋介石総統の時代から日本に強い敵意があったとの考えも示したとされる。
一方、08年の総統選挙で民進党から出馬した謝長廷・元行政院長は京都大学の卒業生であることから、「多くの日本人が好感を持っている」と話したという。
ヤング所長は池田氏が国民党に対する嫌悪感を露わにしたことに驚き、「池田氏の表面的には冷静な分析の底には長期にわたる憤りが感じられた」と公電に記した。
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