ニュース 金融 作成日:2011年9月9日_記事番号:T00032459
行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳裕璋主任委員は8日、中国の金融機関による台湾の金融機関への出資問題について、「大陸(中国)側の需要を把握し、もし大陸の(金融)業者が進出したいというなら、金管会は大陸の銀行による出資に関する条項を定める用意がある」と述べた。その上で、「そうした需要があれば、いつでも金管会に申し出てほしい」と強調した。9日付経済日報が報じた。
陳主任委員は、今年第4四半期にも北京で中国銀行業監督管理委員会(銀監会)と「両岸監理(管理監督)合作プラットフォーム」に関する第2回会談を行う。金管会銀行局は、台湾側の要望事項をこのプラットフォームを通じ、中国側に伝達する構えだ。
陳主任委員はこの日、金融業の規制緩和について「業界の業務開拓に役立つ措置であれば、今後は慎重な監督管理を行う原則の下で積極的に開放していく」と述べ、金管会による今後の施政方針として、▽両岸(中台)関連業務の規制緩和▽台湾をアジア太平洋地域のハイテク関連の資金調達拠点とする▽金融機関の財務健全化▽金融分野での消費者保護──の4点を挙げた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722