ニュース 電子 作成日:2011年9月9日_記事番号:T00032468
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が8日発表した8月の連結売上高は、中小型パネルの出荷増により前月比1.6%増の332億7,300万台湾元(約885億円)と小幅増収となった。中小型パネルの出荷枚数は前月比13.9%増の1,775万枚で、大型パネルは同1.9%増の1,000万枚以上となった。9日付経済日報が報じた。
同業の瀚宇彩晶(ハンスター)も、8月は中小型パネルの出荷枚数が、前月比15.2%増の4,213万枚となった。8月の連結売上高は前月比5.35%減の32億2,000万元。
市場調査会社ディスプレイサーチによると、モニター製品の一部で季節要因により需要が回復、欧州の販売店が在庫補充を始めたこともあり、パネルメーカーがこれに向けて出荷を増やしている。一方、液晶テレビには、はっきりとした需要回復が見えていない。液晶テレビは例年第3四半期末に季節需要が拡大するが、今年はテレビブランドによる在庫積み増しおよび需要の見通しに、不透明感が高くなっている。
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