ニュース 電子 作成日:2011年9月9日_記事番号:T00032469
宏碁(エイサー)の林顕郎・世界ブランドセールス担当総経理は8日、インテルが提唱する薄型軽量ノートパソコンカテゴリー「ウルトラブック」について、成功の鍵とされる1,000米ドル以下での販売は難しいとして、普及のためにはインテルによる補てんが必要と訴えた。9日付経済日報が伝えた。
エイサーのウルトラブック「Aspire S3」は約1,139〜1,709米ドルで、今月中に出荷を開始し、10月にも世界各地で相次ぎ発売する予定だ。
林総経理はまた、インテルの第2世代「Core」CPU(中央処理装置)でローエンドの「Core i3」を搭載したものは低規格品と位置付けるなど、規格の定義を明確にすることも求めた。
これに対しインテル台湾は、「販売戦略は米本社が決める」とのみ答えている。
なお、証券会社はエイサーの9月売上高はウルトラブック発売効果などが期待できると予測。比較対象となる7、8月が振るわなかったため30~40%増となる可能性もあるとみる。だが増収は一時的なものにすぎず、10月は再び落ち込むとの見方だ。
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