ニュース 政治 作成日:2011年9月13日_記事番号:T00032476
馬英九総統選対事務室の金溥聡執行長(前国民党秘書長)は11日、米ワシントンでの記者会見で、台湾にとり好ましいことであればとの前提で、「将来の中台間の接触内容はいかなる可能性も排除しない」と述べ、中国との和平協定締結や馬総統の訪中はあり得るとの見方を示した。金氏は「純粋に個人的な見方」と断ったが、馬総統に最も近い側近であり、発言の意図が注目される。13日付聯合報が伝えた。
金氏は「台湾の主権を傷付けず、台湾の尊厳を考慮してくれるのであれば両岸(中台)和平協定の締結は可能」と話した。
一方で金氏は、民進党の総統選候補者の蔡英文主席が同じような主張をすれば賛成するとも述べたが、「こうして話したことを国民党が必ずやるわけではない」とあいまいな説明もしている。
同じく訪米中の蔡主席は出発前の12日、「総統が大陸(中国)を訪れるのは非常に重大なことだ。総統自身が説明すべきで、選対幹部が言うことではない」と批判した。
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