ニュース 運輸 作成日:2011年9月13日_記事番号:T00032483
台湾各地に複数存在する公共交通機関用ICカードの相互利用が今年末にも一部開始される。来年末までには離島のバスを含む全土で全面的に相互利用が可能となる見通しだ。10日付中国時報が伝えた。
公共交通機関用ICカードは、これまで各地ごとに別々のカードが発行されており、相互利用ができなかったため、利用者から不便を訴える声が相次いでいた。
年末にはまず、台北市一円の都市交通システム(MRT)で悠遊カード(イージーカード)以外に、高雄MRTの高捷カードなど各地の公共交通機関用ICカードの使用が可能となる。高雄MRTでも来年から同様の措置が取られる予定だ。
交通部路政司は、台北MRTを運営する台北捷運公司に3,000万台湾元(約7,800万円)を補助し、全改札に各地の公共交通機関用ICカードを使用できる共通改札機1~2機を設置した。今後高雄MRTや各地の路線バスにも共通改札機の導入を進める。
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