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生保の国泰人寿、8月新規契約で首位奪還


ニュース 金融 作成日:2011年9月13日_記事番号:T00032484

生保の国泰人寿、8月新規契約で首位奪還

 生保業界の両雄、国泰人寿保険と富邦人寿保険が激しい契約獲得競争を繰り広げる中、8月は国泰人寿が208億台湾元(約540億円)の新規契約保険料収入を確保し、富邦人寿(198億元)を10億元上回り、首位を奪還した。10日付工商時報が伝えた。

 両社は新規契約市場で合計48~49%のシェアを占めており、3位以下を大きく引き離している。しかし、1~8月の新規契約保険料収入を見ると、国泰人寿は前年同期比27%減の1,773億元、富邦人寿は同30%減の1,439億元といずれも振るわなかった。

 両社とも今年は収益性が高い商品に力を入れ、分割払い保険の割合が増えているという。国泰人寿は分割払い商品の販売が44%増えたと説明した。富邦人寿は養老保険、米ドル建て保険が好調だった。

 シェア3位以下の1~7月の新規契約保険料収入は、中国人寿(515億元)、新光人寿(446億元)だった。