ニュース 医薬 作成日:2011年9月13日_記事番号:T00032485
中台が医療関連分野で連携強化を目指すために結んだ「海峡両岸医薬衛生合作協議」をめぐり、医薬品の相互承認が実際には進んでいないことに関連し、行政院衛生署食品薬物管理局の康照洲局長は、当局が臨床実験の結果を保証することなどで打開が可能ではないかとの認識を示した。13日付工商時報が伝えた。
康局長は「中台が全面的に臨床実験の結果を相互承認することは現時点では困難だが、将来は医薬品行政当局が保証を行うか、中台双方が承認する臨床認証機関を通すことで解決が可能ではないか」と指摘した。
同局は中国側に対し、台湾で既に認可されている医薬品が中国で認可申請を行う場合、「国産薬」並みのスピード審査に応じるよう働き掛けているという。
康局長は「相互の信頼を築き、臨床認証の所要時間を短縮することで解決を図っていきたい」と述べた。
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