ニュース 商業・サービス 作成日:2011年9月13日_記事番号:T00032491
日本統治時代の1930年に発生した台湾原住民による抗日事件「霧社事件」を描いた話題作『賽徳克・巴萊(セデック・バレ)』(魏徳聖監督)の前編『太陽旗』が9日公開され、興行収入は12日午後までで早くも1億台湾元(約2億6,000万円)を突破した。公開後の週末で1億元を突破したのは台湾映画で初めて。「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(9,994万元)をもしのぎ、「アバター」(1億3,000万元)にも迫るほどの人気ぶりだ。13日付中国時報が伝えた。
『セデック・バレ』公開初日、台北駅付近の映画館でも入場券を買い求める人が長い列を作った(中央社)
高雄巨蛋(K-アリーナ、高雄市左営区)では12日、5時間にわたる前後編の上映会が開催され、1万人以上が鑑賞した。観衆の感想としては、「原住民の抗日の姿勢に感動した」、「上映時間が長過ぎてお腹がすいた」、「一部の残虐シーンは子供に見せたくない」、「後編は無理に引き伸ばした感じだ」などが挙がった。
『セデック・バレ』が香港で11~12月に上映を予定しているほか、英国、フランス、米国、日本などとも上映について交渉中だ。黄志明プロデューサーは、最終的な興行収入は15億元が目標と語った。
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