ニュース 電子 作成日:2011年9月13日_記事番号:T00032496
発光ダイオード(LED)バックライトの需要低迷などにより、LED用サファイア基板のオファー価格が、第4四半期中に10米ドルを割り込みそうだ。LEDメーカーによると、現在も在庫を消化している状態のため、さらに値下がりする可能性があるという。13日付蘋果日報が伝えた。
2インチサファイア基板のオファー価格は昨年第4四半期の30米ドルをピークに下落し、今年第3四半期に入り昨年第1四半期(11~13米ドル)水準近くまで下がっている。また、LEDバックライト搭載テレビは依然として販売価格が高いため市場浸透率が約40%にとどまり、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)搭載液晶テレビのシェアを下回っている。そのため、LED大手、晶元光電(エピスター)の周銘俊総経理は「サファイア基板の価格はまだ下がる余地がある」、広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)の黄兆年総経理が「第4四半期はオフシーズンなのだから原材料価格も下げるべき」と話すなど値下げ圧力が高まっている。
ただ、サファイア基板メーカーはLEDメーカーの要求に反発、価格が安すぎれば受注を断ることもあり得るとしている。
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