ニュース 電子 作成日:2011年9月13日_記事番号:T00032500
台湾の2大パソコンブランド、華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)の8月売上高はともに前月比増加となった。とくにASUSは前月比4.4%増の332億6,700万台湾元(約870億円)と、2カ月連続で過去最高を更新。ノートPCの出荷台数も140万台とこちらも2カ月連続で過去最高を更新した。10日付蘋果日報が報じた。
ASUSは8月の好成績について、中国と欧州での販売台数が大幅に伸びたことが理由だと説明した。同社は第3四半期の売上高予想を前期比20%増としているが、証券会社は7〜8月の業績から25〜30%も見込めるとしている。
エイサーが9日発表した8月売上高は前月比3.05%増の316億1,700万元だった。欧州の在庫消化が最終段階を迎え、顧客からの発注意欲が回復したとみられる。
証券会社は、インテルが提唱する薄型軽量ノートPCカテゴリー「ウルトラブック」に属する「Aspire S3」や既存のノートPCの欧州での受注・販売を好感し、9月の売上高は前月比20〜30%増が見込めるとしている。ただエイサーは、同月の出荷急増は既に織り込み済みで、第3四半期通期は当初予測通り前期比横ばいか微増程度にとどまるとみている。
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