ニュース 社会 作成日:2011年9月14日_記事番号:T00032506
昨夜、宜蘭県南澳郷で、花蓮空軍基地所属のRF-5E戦術偵察機とF-5F戦闘機が夜間偵察訓練中に相次いで山に激突、炎上した。パイロット3人の安否は確認されていない。14日付蘋果日報が報じた。
事故に遭ったRF-5E戦術偵察機の同モデル(13日=中央社)
花蓮空軍基地によると、2機は午後7時39分に同基地を離陸後、海上に出て高度2,000フィート(約609メートル)で蘇花公路に沿って飛行、その後7時52分にレーダー上から消えた。目撃者によると空軍機が山にぶつかった際に、大きな音とともに巨大な火の玉が現れたという。現場は高度300メートルの険しいがけで、軍や警察の関係者200人が捜索に当たっている。
台湾の国産F-5系列の空軍機は、1974年の導入以来、32機が事故を起こし、パイロット36人が殉職した。最近では09年7月に澎湖でF-5F機が墜落し、パイロット2人が死亡した。
あるパイロットによると、F-5系列は全地球測位システム(GPS)さえ装備していない「骨董品」で、パイロットと航空管制、作戦センター間の連絡によって任務を遂行する。別のパイロットは事故原因について、F-5F戦闘機の「太康ナビゲーションシステム」に誤差が発生して山に激突、後続の戦術偵察機も山を回避できなかったのはないかと語った。
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