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鉄鋼・金属
作成日：2007年10月19日_記事番号：T00003251
中国鋼鉄、重慶に裁断工場設置
中国鋼鉄（チャイナ・スチール）はこのほど、中国の攀枝花鋼鉄、日本の伊藤忠商事、丸紅と共同で中国重慶市に新会社「攀中伊紅金屬製品（重慶）有限責任公司」を設立し、鋼材の裁断工場を設置することを決めた。中国内陸部での競争を有利に進めることが狙い。19日付経済日報が伝えた。
中国と日本との合弁を選択した理由について中国鋼鉄は、「華中地区での販売ルートが弱いため、中国と日本の企業との提携が市場開拓に役立つと判断した」としている。
中国鋼鉄は最近、台湾の彰オツ鋼鉄（かねへんに乙）、日本の丸一鋼管、メタルワン、豊田通商と合弁で、広東省に「仏山丸一」を設立。さらに、中国の宝山鋼鉄、白雪電器、香港の万順昌と江蘇省に合弁企業「宝順昌」を設立した。いずれも、鋼材裁断を主力業務としている。
