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コンパル、8月売上高微減【表】


ニュース 電子 作成日:2011年9月14日_記事番号:T00032524

コンパル、8月売上高微減【表】

 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が13日発表した8月の連結売上高は、前月比1.6%減の550億7,000万台湾元(約1,435億円)だった。製品の出荷台数は、▽ノートパソコン、330万台▽タブレット型PC、30万台▽液晶テレビ、50万~60万台──だった。14日付工商時報が伝えた。

 今年、ノートPC市場はアップルのタブレットPC「iPad」の攻勢や景気の影響で縮小を迫られ、コンパルは主要顧客、宏碁(エイサー)の業績悪化を受けて、8月末に今年の出荷目標台数を、▽ノートPC、4,200万台▽タブレットPC、300万台▽液晶テレビ、650万台──へと、今年2度目の下方修正を行った。

 エイサーは9月に入って出荷台数の大幅拡大が伝えられている。これについて陳瑞聡コンパル総経理は以前、「顧客が予告する発注の正確さは6割程度だったが、現在は9割まで回復した」とコメントしている。このほか、エイサーが10月に発売する超薄型軽量ノート「Aspire S3」について証券会社は、単月出荷量は約10万台で、コンパルと緯創資通(ウィストロン)が受注を分け合うと予測している。