ニュース 電子 作成日:2011年9月14日_記事番号:T00032527
日亜化学工業が、白色発光ダイオード(LED)の特許を侵害されたとして、LEDパッケージング(封止)最大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)とエバーライトが製造した白色LEDを輸入、販売するチップワンストップ(本社・横浜市、高乗正行社長)を8月31日に東京地裁に提訴した訴訟で、日亜化学とチップワンの間で和解が成立した。和解に当たりチップワンは、エバーライト製の白色LEDの取り扱いをすべて中止した。14日付経済日報などが伝えた。
これについてエバーライトは、チップワンは直営販売店ではなく、同社を通じた販売額は100万台湾元(約260万円)にも満たないため影響は小さいと説明した。その上で、今後も日亜化学の特許が無効である証拠を追求し、断固争い続ける考えを表明した。
なおエバーライトは、LED照明の需要が拡大していて、第3四半期は同製品の売上成長率が20%に上り、第4四半期には同製品が売上全体に占める割合が現在の8%から10%に上昇するとみている。
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