ニュース 電子 作成日:2011年9月14日_記事番号:T00032528
14日付蘋果日報によると、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の中堅ファウンドリー、世界先進積体電路(VIS)は、顧客の在庫調整の影響で稼働率が低下し、8月から第1、2工場の従業員に対し、毎週金曜日に交代で、2週間に1日のペースで無給休暇を取らせているという観測が出ている。これに対し徐莉莉・同社広報担当は、「有給休暇の取得を奨励しているだけで、絶対に無給休暇など実施していない」と強く否定した。
観測の背景には、世界先進の第3四半期の稼働率が70%まで低下していることがある。第4四半期には70%を割り込む恐れもあるという。同社は以前の業績説明会で、第3四半期は出荷量が前期比で1~3%減少し、稼働率は71~73%に低下するとの予測を示していた。
証券会社は、同社の8インチウエハー工場の稼働率は第4四半期に70%以下に低下するとみており、生産コスト削減の必要性からみても、従業員に休暇取得を奨励するのは少しも意外ではないとしている。
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