ニュース 電子 作成日:2011年9月14日_記事番号:T00032529
DRAM相場低迷でメーカー各社が減産に入ったことを受け、DRAMのスポット相場が下げ止まり、小幅ながら反発に転じた。これを受け、これまで暴落していたDRAM関連銘柄の株価が反発している。14日付蘋果日報が伝えた。
これに先立ち、業界大手の力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は汎用DRAMの生産量と出荷量を8月から50%削減。南亜科技も同月から汎用DRAMの約1割減産に踏み切っていた。
パワーチップの株価は9日には1.66元の最安値を付けたが、DRAM相場の下げ止まりを受け、14日には一時2元の大台を回復する場面も見られた。
南亜科技の株価も9日に3.66元の最安値まで下落したが、13日は一時4.26元まで値を戻した。
業界関係者には、台湾勢や日本のエルピーダメモリの減産による供給過剰解消効果は限定的との見方もある。しかし、DRAM各社がこれ以上の価格下落と赤字拡大を容認しない姿勢を示したことで、株価下落にはひとまず歯止めがかかった格好だ。
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