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台北101に化学テロ予告、いたずらの可能性も


ニュース 社会 作成日:2011年9月15日_記事番号:T00032535

台北101に化学テロ予告、いたずらの可能性も

 台北市警察局は14日、「Aryan nation」と名乗る米国の組織から「台北市や高雄市の高層ビルに殺傷力のある化学物質を置く」と予告する英文の電子メールが届いたことを明らかにした。同局はいたずらの可能性があるとみているが、不測の事態に備えてこれらビルの関係者に連絡するとともに、警備や巡回を強化している。同組織がテロの対象としているのは▽台北101▽新光摩天大楼▽長谷世貿連合国大楼(高雄市)▽高雄85大楼——。15日付中国時報が伝えた。

 2001年9月の米同時多発テロ以来、台湾も中東出身者に関する調査や理解が進んだ一方で、イスラム教に絡むテロ組織による犯行予告が寄せられたこともあったという。だが、今回は民族主義者とみられる組織からだったため、市警察局はいぶかっている。

 ただ、同局はいたずらの可能性が捨て切れないとして住民に動揺しないよう呼びかけている。