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子ども服の麗嬰房、来年ベビーブームを好感


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年9月15日_記事番号:T00032546

子ども服の麗嬰房、来年ベビーブームを好感

 ベビー・子ども用品の麗嬰房(レ・アンファン)は、来年辰(たつ)年の中華圏の出産ブームに向け、中国で販売店を拡大、台湾では高級子供服ブランドの取り扱い数を増やす。中華圏では辰年生まれは縁起が良いとされ、出生率が上がると言われている。15日付経済日報などが伝えた。

 麗嬰房の中国販売店は今年2,000店に達する見込みで、今後は毎年200店増設を目指す。また加盟店が全店舗に占める割合を、現在の3割から5年後には5割まで引き上げる計画だ。王国城・同社総経理は、今年の中国での売上高が前年比20%増の10億人民元(約120億円)に達するとみている。

 台湾では、高級子供服ブランドの取り扱いを現在の8ブランドから今後5年で11ブランドに拡大する。14日には、台湾初となる「アルマーニジュニア」専門店を新光三越百貨の台北信義新天地A8館で開店した。このほか、フランスの「キャティミニ」や「ジュニアゴルチェ」なども取り扱っている。

 同社の上半期連結売上高は、前年同期比13.7%増の36億2,000万台湾元(約94億円)で、純利益は1億1,500万元だった。