ニュース 医薬 作成日:2011年9月15日_記事番号:T00032547
汚職取り締まりを行う法務部廉政署は15日、高雄市など5県市にある衛生所(保健所)の職員が医師の診療日数を水増しする手口で、2009年11月からこれまでに全民健康保険の診療報酬494万台湾元(約1,300万円)を詐取していたことが分かり、関係先を家宅捜索するとともに、68人から事情を聴いている。15日付自由時報が伝えた。
廉政署は今年7月に発足したばかりで、今回の事件が初の大規模な摘発案件となる。
診療報酬の詐取が明らかになったのは、▽高雄市燕巣区▽屏東県高樹郷▽屏東県春日郷▽新竹県尖石郷▽新竹県五峰郷▽苗栗県西湖郷▽台南市楠西区▽台南市六甲区──にある衛生所計8カ所。いずれも山間部や過疎地域に位置している。
衛生所職員は、非番の日に家族・知人や医薬品会社が提供する健康保険証を使い、架空の診療記録をでっち上げ、診療報酬を詐取していた。
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