ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月15日_記事番号:T00032549
中国政府は近く、台塑集団(台湾プラスチックグループ)が中国・浙江省寧波市で計画している年産100万トン規模のエチレンプラントの建設を認可する見通しとなった。来年初めにも着工、3~4年以内に操業を開始する見通しだ。台湾石化業界が、中国で大規模なエチレンプラントの建設を認められるのは、台湾中油(CPC)系の企業による古雷半島(福建省)の石化コンビナートに続き2例目となる。15日付経済日報が伝えた。
しかし、同市に製油所やナフサ分解プラントなど一貫コンビナートを建設する総額45億米ドルの投資計画(通称・大エチレン計画)については、まだ中国政府の同意が得られていない。
業界関係者によると、寧波市ではナフサ分解プラントが完成すれば、石化プラントの垂直統合で、生産コストを15~20%節減できるため、計画全体の成否は、大エチレン計画の認可が順調に下りるかどうかにかかっている。
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