ニュース 電子 作成日:2011年9月15日_記事番号:T00032551
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)の張世賢副総経理は、LED業界全体が生産能力拡充計画を見直すなどして需給バランスが改善していることから、今月にもLED価格が下げ止まるとの見方を示した。また、同社は液晶テレビ用LEDバックライトの新製品の緊急受注を得て、9~10月に出荷を予定しており、現在受注見通しは従来よりも好転したと説明した。15日付工商時報が報じた。
ただ、8月はLED価格が10~15%下落した上、有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置の稼働率が60~70%に低下したため、第3四半期の粗利益率は下落するとみている。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のLED関連部門、LEDinsideはLED市場の現状について、クリスマスシーズンの需要増加や、LED光源の液晶テレビ新製品の発売によって、バックライトの緊急発注が生じており、業界景気の低迷にあえいでいた業者が一息つけていると説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722