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PIフィルムのタイマイド、生産能力増強で世界3位へ【表】


ニュース 電子 作成日:2011年9月15日_記事番号:T00032553

PIフィルムのタイマイド、生産能力増強で世界3位へ【表】

 フレキシブルプリント基板(FPC)の主要材料であるポリイミド(PI)フィルムを台湾で唯一生産する達邁科技(タイマイド・テクノロジー)は、FPCの用途拡大でPIフィルムが供給不足となる中、生産ライン増設を進めており、今後世界3位に浮上する可能性が出ている。現在、タイマイドのPIフィルム年産能力は700トンで、世界シェア8%の4位。15日付電子時報が伝えた。

 同社は銅鑼新工場(苗栗県)に10月末~11月初旬、生産ライン1本を設置し、来年第1四半期に試験生産の上、稼働する予定だ。同工場は生産ラインを3本(年産能力2,100トン)まで設置可能で、既存の新埔工場(新竹県)と合わせると年産能力2,800トンが実現でき、デュポン、カネカに次ぐ規模に拡大する見通しだ。

 また同社はこのほど、スマートフォン用の黒PIフィルム、発光ダイオード(LED)照明用の白PIフィルムの開発に成功した。このほかガラスの代用となるディスプレイ用PIフィルムなど、新製品にも注力している。