ニュース 金融 作成日:2011年9月16日_記事番号:T00032566
行政院金融監督管理委員会(金管会)はこのほど、中国の銀行による債務保証書類や信用状を担保として認定する方向で規制緩和を実施することを決めた。早ければ来月にも実施する。16日付経済日報が伝えた。
これに伴い、台湾側の銀行は、進出台湾企業に対する担保融資を拡大することが可能となる。大手銀行の法人向け金融部門幹部は「中国が最近、金融引き締めを実施し、多くの台湾企業が借り入れ時の困難に直面している。今回の規制緩和で、台湾企業はさらに多くの融資先を確保できる」と指摘した。
これまでは、台湾財政部が数年前に定めた規定により、中国の銀行が発行した債務保証書類や信用状は担保として認められていなかった。しかし、台湾の銀行が中国に相次いで支店を開設し、進出台湾企業に対する融資拡大を目指す中、こうした規制は銀行にとっても足かせとなっていた。
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