資産管理の台湾金聯資産管理は15日、台湾北部・中部・南部にわたる地域で100戸余りの低価格住宅販売キャンペーンを行うと発表した。１戸当たりの総額は約40万〜600万台湾元（約100万〜1,600万円）。市価より２〜３割安い上、仲介手数料や不動産登記書の代書費用（約１万元）も無料だという。また先着30戸の成約者には５万元相当の家電製品が贈られる特典もある。同キャンペーンは10月14日まで。16日付自由時報などが伝えた。
購入方法は、手付金３万元（後に購入価格に充当）を支払い申し込む。同一物件で複数が申し込んだ場合は公開抽選により購入者を決定する。落選者には手付金が全額返還される。申し込みは１人につき１戸まで。
台湾金聯によると、特に人気が高いのは台北都市交通システム（ＭＲＴ）蘆洲線中山国小駅にも近い林森北路にある約10坪320万元の物件。その他、新北市金山区の12坪101万元、新竹県竹東鎮で17戸販売される30坪約120万元の物件も注目度が高いという。
同社は、今回のキャンペーンが好評であれば、11月にも1,000戸の低価格住宅を販売する予定だ。
