ニュース 食品 作成日:2011年9月16日_記事番号:T00032572
飲料容器製造最大手の宏全国際が11億900万台湾元(約29億円)を投じ、台中港加工出口区(輸出加工区)で建設中の無菌飲料第2工場が、早ければ年末にも稼働する。内外の大手飲料メーカー3~5社の認証を取得する方針で、月産能力は最大70万ケース、年産額は10億元以上を見込む。16日付工商時報が伝えた。
新工場の面積は4,000~5,000坪で、第1期では飲料充てんの生産ラインを1本設ける。来年には7億~8億元を投じて2本目のラインを設置して生産能力を倍増する予定だ。
同社には、物流センターを設置する計画もある。しかし同加工出口区内に適当な土地がないことから、3,000坪の土地を借りるため交通部台中港務局と協議中だ。建設には2億元を投じる考え。
なお、宏全国際はコカコーラからコーラやスプライトなど炭酸飲料の1,250cc以上のすべての容器を受注した。台南工場では同社から果汁飲料、ミニッツメイドの容器も受注済み。同工場では光泉牧場(KCデイリー)の果汁飲料などの充てんも請け負っており、年産額は5億元に上るという。
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