ニュース 石油・化学 作成日:2011年9月16日_記事番号:T00032573
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は15日、元台湾中油(CPC)総経理の陳宝郎氏を董事長に迎えること、および同集団の経営判断を担ってきた「7人グループ」に加えることを決めた。同グループには8月、ベトナム・ハティン製鉄所の林信義董事長も加わっており計9人体制となった。16日付経済日報が伝えた。
陳董事長は就任後の記者会見で、雲林県麦寮郷にある第6ナフサ分解プラント内の66工場を1年以内に順番に停止、検査を行うスケジュールを策定すると述べた。このうち火災を起こした7工場については検査を終えた後、稼働再開を申請すると説明した。
陳董事長は台塑化での自身の役割は作業の安全確保のみと強調、その他の業務は蘇啓邑・代理総経理に任せるとした。しかし蘇氏は後任が決まるまでの暫定総経理のため、陳董事長は台湾中油系の人材を招く可能性も示唆した。
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