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iPad一人勝ちさらに鮮明に、10月より「3」向け受注増


ニュース 電子 作成日:2011年9月16日_記事番号:T00032579

iPad一人勝ちさらに鮮明に、10月より「3」向け受注増

 市場調査会社IDCは15日、アップルのタブレット型パソコン「iPad2」が第2四半期、市場予測を大幅に上回る925万台の販売台数を記録したことなどを受け、今年のタブレットPCの世界全体での出荷台数予測値を従来の5,350万台から6,250万台へ16%上方修正した。「iPad一人勝ち」の様相はさらに鮮明になっており、あるサプライチェーンメーカーは、9月の受注は力強く、10月は来年2月の発売が見込まれる「iPad3」向け出荷も始まり、大幅な受注増が期待できると語った。16日付工商時報が報じた。

 台湾メーカーでは、鴻海科技集団(フォックスコン)、宸鴻集団(TPKホールディング)、大立光電(ラーガン・プレシジョン)、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)のほか、精密プレス部品・モジュールの嘉彰集団、精密部品加工などの鉅祥(G-シャンク)、バッテリーの新普科技(シンプロ・テクノロジー)、順達科技(ダイナパック)に恩恵が見込まれる。

 証券会社は、シンプロは第4四半期よりiPad3向けの受注を得て、iPad2向け製品よりオファー価格が2~3割高いこともあり、同期売上高はピークを維持すると指摘した。

 iPad2は第3四半期1,200万~1,300万台、第4四半期は1,000万台以下の売上高が見込まれている。