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旭硝子のガラスセラミックス基板、生産倍増報道をエバーライトが歓迎


ニュース 電子 作成日:2011年9月16日_記事番号:T00032585

旭硝子のガラスセラミックス基板、生産倍増報道をエバーライトが歓迎

 旭硝子が高出力発光ダイオード(LED)照明用のガラスセラミックス基板の生産能力を、現在の月間約2,000万ピースから4,000万ピースへと倍増させる方針を固めたと14日付日刊工業新聞が報じたことについて、LEDパッケージング(封止)大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の劉邦言総経理は、「事実であればガラスセラミックス基板の価格が下落し、高効率LED封止技術の向上と、封止コストの低下に貢献する」と歓迎の意を示した。16日付工商時報が報じた。

 劉総経理はまた、「高効率(シングルチップ・輝度1ワット以上)LEDの需要増大により、ガラスセラミックス基板も少量使い始めたが、価格が5割高いため調達量は非常に少ない。供給が拡大すればコストが下がるため、台湾LED産業の長期的発展にとっても有益だ」と語った。

 工業技術研究院・産業経済趨勢研究センター(IEK)によると、LED電球を中心とするLED光源の世界市場規模は今年22億米ドルで、2014年には100億米ドルに成長する見通しだ。