ニュース 電子 作成日:2011年9月16日_記事番号:T00032586
台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)は15日、経営難のDRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)に派遣していた董事の辞任を発表した。これにより、両社の経営は完全に分離されることになる。16日付経済日報が伝えた。
モセルは本業の6インチウエハー受託生産と太陽電池の各分野では利益を計上している。しかし、12%を出資するプロモスの経営難で、中間決算時に投資損失を計上し、赤字に転落していた。このため、モセルはプロモスとの関係整理に動いていた。これに先立ち、プロモスの陳民良董事長は今年6月、兼務していたモセルの董事長を辞任していた。
プロモスは元はモセルのメモリー部門だったが、1996年に経営分離。その後もモセルが大株主となっていた。その結果、モセルの業績はDRAM価格低迷によるプロモスの経営状況悪化の影響を受けやすい構造となっていた。
モセル幹部は「プロモスの董事辞任で両社にはいかなる関係も存在しない。プロモス株は既に損失処理しており、今後の業績にも影響しない」と説明した。
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