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華新傘下、信昌電子陶瓷と弘電電子が合併


ニュース 電子 作成日:2007年10月19日_記事番号:T00003259

華新傘下、信昌電子陶瓷と弘電電子が合併

 
 受動部品大手、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)傘下のグループ企業である信昌電子陶瓷(プロスペリティー・ダイエレクトリックス、PDC)と弘電電子は18日、董事会の議決を経て合併を発表した。信昌株1に対し弘電株1.35の株式交換比率で来年3月1日を暫定の交換日として12月6日の株主総会の議題にかける。合併後は信昌電子を存続企業とし、販売体制を一本化してコストの削減を図る。19日付経済日報が報じた。

 華新は信昌電子と弘電電子はともに研究開発(R&D)に強く、合併後の株式膨張も許容範囲内であり、競争力を強化できると見て合併に踏み切ったもようだ。

 信昌電子は主にMLCC(積層セラミックスコンデンサ)、コンデンサおよび上流のセラミック誘電体材料などの製造、加工、販売を扱い、華新が生産するMLCCの重要な原料供給源となっている。

 合併後の資本金は15億8,500万台湾元(約56億円)となり、弘電の上半期売上高7億5,200万元、利益4,013万元から計算すると、弘電の新会社に対する貢献度は1株当り0.6元となる。